不妊治療と薬
不妊治療において薬は助けてくれる友でもあり、体に不調を起こす害でもあります。
使われる薬に副作用はほとんどない、と説明を受けますが長年使い続けると卵子の質の低下、体重の増加、気分の変調、睡眠の乱れ、生理痛や頭痛・PMSの悪化など色々な不調がでてきます。
もちろん、排卵障害や下垂体不全などで薬が必要な方もおられますので全ての薬がいけない訳ではないのですが、“長年”・“大量”はメリットよりデメリットの方が多くなります。
排卵誘発剤や黄体ホルモン剤で目のかすみや胃の痛み、むくみ、体重増加などが出る方は最低限の薬にすることをお薦めします。
患者さん一人一人によって薬の必要量が違いますので、生理周期やホルモン値、その他の検査結果をみながら色々考えて、かかりつけのドクターと相談してもらいます。
不妊治療でわからない事、なんでも相談して下さい。