春の養生法
寒さが戻ってきたこの頃ですが桜の蕾は確実に春の訪れを告げています。
皆さん、体調はいかがですか?花粉症の方はもう少し辛い時期ですね。
春は何となく落ち着かない季節です。自律神経も冬から春が最も劇的に変化するので、古傷が痛んだり、心身の不調が出易い季節です。
東洋医学では春は“肝”の季節。
“肝”は血液を貯蔵し、気の流れを調整し、胃腸の働きを助け、感情をコントロールする働きがあります。
この働きに不調が生じると、睡眠障害、食欲低下、イライラ、頭痛、めまい等の不快な症状が現れ、長引くと疲れやすい・やる気が出ない等で5月病に突入してしまいます。
“肝”の働きを高めるには、のびのびと過ごす事が一番大切!
①軽い運動やストレッチで気の流れをよくする
②“酸味”は“肝”の働きを高めるので、すっぱい食物がお奨め
③胃腸に負担をかけない、あっさりした物(煮物・おかゆ・甘い物)がお奨め
春は体調が良ければ快適な季節です。
胃腸を労わり、のびのび過ごして体を整えてあげて下さい。